言語種別 |
日本語 |
発行・発表の年月 |
2020/03/19 |
形態種別 |
単行本 |
標題 |
イギリス鉄道業の生成と発展-事業構造の変化と鉄道政策 |
執筆形態 |
単著 |
掲載区分 |
国内 |
出版社・発行元 |
日本経済評論社 |
総ページ数 |
372 |
著者・共著者 |
冨田新 |
概要 |
本書は、イギリスの初期公共鉄道(株式会社)の生成・発展について、経営的側面、特に事業構造の変遷との関連から考察を行い、次第に垂直的統合あるいはクローズド形態の方向へと移行するプロセスとその背景を明らかにし、鉄道政策形成への影響について検討している。具体的には、序章で本書の課題と方法・研究史・全体の構成、第1章で鉄道会社の会社形態と事業構造、第2章で公共鉄道のルーツと事業構造:サリー鉄道、第3章で事業構造の変更と経営発展:S&D鉄道、第4章で近代的鉄道の形成と事業構造:L&M鉄道、第5章で幹線鉄道の形成と事業構造:GJ鉄道を中心として、第6章で政府・議会による鉄道規制の形成とその変遷、終章で鉄道業の発展と鉄道政策、について論じている。そして、18世紀から19世紀にかけての鉄道会社の経営発展と規制政策の形成・特徴を明らかにし、今日的なインプリケーションを導き出している。 |