言語種別 | 日本語 |
---|---|
発行・発表の年月 | 2014/05 |
形態種別 | その他の著書・論文 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 年中行事・季節感と源氏物語 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 助川幸逸郎・立石和弘・土方洋一・松岡智之編『新時代への源氏学6 虚構と歴史のはざまで』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 竹林舎 |
概要 | 『源氏物語』の年中行事について概観した後、「宿木」巻の藤花宴に焦点を絞り、まず、平安時代の人々にとって藤花が春の季節感を表すものとして認識されることが多かったことを確認した。次に、史実における天暦三年の藤花宴と一致する点として、「粉熟」という菓子が提供されていること、「まかなひ(食事の給仕)」が存在していることに着眼し、場面にリアリティーを与えるために史実が物語に取り入れられていることを考察した。 |