言語種別 | 日本語 |
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発行・発表の年月 | 2017/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 『篁物語』成立年代考―「角筆」を手がかりとして― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『国士舘大学文学部国士舘人文学』 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (7),147-153 |
概要 | 本学の中村一夫氏・仁藤智子氏と行っている共同研究「『篁物語』の総合的研究」の第1回目の成果の単著部分である。『篁物語』は、平安前期に活躍した貴族の小野篁(802~853)を主人公とする物語である。この作品の成立時期について、近年の研究では説が分かれているが、本稿では、作品中に登場する「角筆」という語に注目し、作品の成立が、貴族の間で「角筆」という語がよく知られるようになった11世紀末以降であると推定した。 |