言語種別 |
日本語 |
発行・発表の年月 |
2019/03 |
形態種別 |
学術雑誌 |
査読 |
査読あり |
標題 |
学術会議のための一時的なイベントネットワークの持続可能 な運営に向けた取り組み 〜WISS 2017に基づく検討〜 |
執筆形態 |
共著 |
掲載誌名 |
情報処理学会論文誌 |
掲載区分 |
国内 |
巻・号・頁 |
60(3),768-778 |
著者・共著者 |
丸山 一貴,原 貴洋 ,中村 嘉志 ,瀬川 典久 |
概要 |
学術会議における参加者へのインターネットアクセス提供は重要であり,我々は200人規模で開催される合宿形式のIT系学術ワークショップWISSにおいて,運営委員として会場内のネットワーク構築とインターネットアクセスの提供を行ってきた.こうした運営の困難さとソフトウェアルータを用いた解決策については先行研究で述べたが,我々はさらに3年間の運用経験を積み重ねてきた.その結果,運営委員が任期ごとに交代しても運営内容は持続可能とするという課題が残っていることが明らかとなった.そのうえで,ソフトウェアルータ上のプロキシサーバを排除することと,無線LANの構築と監視体制をルーチン化することで課題解決につながると考えた.本論文では,実際にWISS 2017での運用を通じて収集したデータと参加者のアンケートにより,これらが可能であることを示す. |