言語種別 | 日本語 |
---|---|
発行・発表の年月 | 2003/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 日本のコンピュータ産業の発展過程−1960年代、事務用小型機を中心に− |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 社会科学研究 |
出版社・発行元 | 東京大学社会科学研究所 |
巻・号・頁 | 54(4) |
概要 | コンピュータ化が不慣れなユーザーは、高度成長期の事務量の増大に対し廉価な小型機を求めた。この日本に独特な小型機市場に富士通・日立製作所・日本電気が参入した。富士通は自社技術で互換性のある小型機を開発しシェアを伸ばすが、日立は幹部の開発は極力提携先に頼る方針から小型機戦略が中断し、日本電気はシェアトップの超小型機を小型機の製品戦略に組み込もうとしたが提携先の意向で出来なかった。これが、1970年代の富士通の躍進の1つの要因となった。(pp.3-32)「査読付き」 |