ヤマムロ カズヤ YAMAMURO Kazuya
山室 和也
所属 文学部 教育学科
人文科学研究科 教育学専攻(修士課程)
人文科学研究科 教育学専攻(博士課程)
職種 教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2019/10
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 「表現・理解」時代の小学校国語科教科書の内容構成に関する研究
執筆形態 共著
掲載誌名 公益財団法人 教科書研究センター 若手研究者に対する教科書等調査研究費助成事業 論文集
掲載区分 国内
出版社・発行元 公益財団法人教科書研究センター
巻・号・頁 7-25
担当範囲 2.文法領域(文及び文章)の扱いを中心に
著者・共著者 中村和弘(東京学芸大学・教育学部)、山室和也(国士舘大学・文学部)、藤村由紀子(江東区立東陽小学校)
概要 小学校国語科の内容構成には、話す・聞く・書く・読むといった言語による活動を中心に構成する原理と、表現・理解といった言語による認識を中心にする原理とがある。昭和52年版と平成元年版の学習指導要領では、後者の原理により「表現」「理解」で内容が構成されるとともに、言語要素に関わる事項は、[言語事項]として集約的に位置づけられることになった。その結果、語句・語彙の分野では、指導事項の記述が整理され系統的に示されるようになり、また、文法に関する分野では、教科書での扱い方の変化が具体的にみられるようになった。作文指導の分野においても、学習指導をめぐって考え方の変化が起こり、新たな課題が生じていた。