| 言語種別 | 日本語 |
|---|---|
| 発行・発表の年月 | 2023/02/25 |
| 形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
| 査読 | 査読あり |
| 標題 | 初修ドイツ語科目におけるオンライン反転授業の試み
― 実践事例の検証と展望 ― |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 教養論集 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 国士舘大學教養學會 |
| 巻・号・頁 | (86),23-41 |
| 総ページ数 | 19 |
| 著者・共著者 | 鷲巣 由美子 |
| 原著者 | WASHINOSU Yumiko |
| 概要 | 筆者の担当するドイツ語の授業では、ドイツ語のコミュニケーション能力をはじめメタ認知能力、異質なものへの開かれた態度など、多様な能力を育成することを目的としている。この授業ではコロナ禍において反転授業を実施したが、本稿はその効果を、学習者へのアンケートと、予習用の動画の視聴状況および課題の回答結果とから、多角的に検討した。動画利用の事前学習とリアルタイムで協働学習という組み合わせには、動機づけを高める効果があった。一方で動画視聴が協働学習の効果を高めたかどうかという点については、明確な結果が得られなかった。今後は、事前動画視聴と協働学習の相互関連を適切に検証するための方法を精緻にするとともに、目標を達成するための授業設計について反転授業も含めて検討し続ける必要がある。 |