言語種別 | 日本語 |
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発行・発表の年月 | 2003/03 |
形態種別 | 単行本 |
標題 | 農村空間の研究(下) |
執筆形態 | 共著 |
出版社・発行元 | 大明堂 |
巻・号・頁 | 429-444 |
著者・共著者 | 石原潤 編 |
概要 | 「映画の風景としての農村」を執筆。本稿では『となりのトトロ』と『おもひでぽろぽろ』をテキストとし、作中に描かれる農村風景のイメージとその意味について解釈し、それらの風景がなぜ好ましいものとして受け入れられているかについて考察した。高畑の描く農村と宮崎のそれとは「自然」との距離において一線を画するが、どちらも非資本主義の象徴であり、別世界として描くことにより、逆にファンタジーとしてのリアリティを獲得している。 |